東京都から広島県へのアクセス比較(新幹線/飛行機/高速バス)

最終更新日：2020年4月3日

 1. アクセス一覧

 　東京都から広島県へのアクセスをまとめると下表の通りです。 なお、経路は東京都庁(新宿区)から広島県庁(広島市)としています。また、所要時間や費用は、4月の休日のデータから概算しました。

アクセス	所要時間	費用
新幹線	5時間05分	18,570円(注1)
飛行機	4時間00分	18,930円(注2)
夜行バス	11時間40分	13,250円(注2)

 (注1)新幹線は自由席の料金です。

 (注2)料金は搭乗時間や購入日によって異なります。

2. アクセス詳細

 2.1 新幹線

　新幹線を利用した場合のアクセス詳細は下表の通りです。なお、新宿駅→東京駅の費用は、新宿駅→広島駅の乗車料金を示しており、東京駅→広島駅の費用は特急料金(自由席)を示しています。また、乗り換えに伴う待ち時間などは考慮していませんので、「1.アクセス一覧」よりも30分程度短くなっています。

　新幹線の乗車駅としては品川駅でも大差ありませんが、新幹線の乗車時間を優先して東京駅としました。

　個人的には時間の管理をしやすく、比較的早いので、よく使うアクセスです。

アクセス	移動手段	所要時間	費用
東京都庁
↓	(徒歩)	10分	0円
新宿駅
↓	(電車)	15分	11,880円
東京駅
↓	(新幹線)	3時間55分	6,500円
広島駅
↓	(徒歩)	5分	0円
広島駅
↓	(電車)	5分	190円
立町
↓	(徒歩)	5分	0円
広島県庁

  2.2 飛行機

　航空会社については、羽田空港から出発するのがANAかJALしかないので、それらの料金からざっくりとした金額を示しています。当日券だと3万円を超えるので、下表の料金は安い方だと思います。飛行機の待ち時間を20分としており、トータルでは「1.アクセス一覧」よりも55分程度短くなっています。

　この料金で飛行機に乗ることが出来れば新幹線と同等の料金で早く着くので、機会があれば利用してみたいと思いました。

アクセス	移動手段	所要時間	費用
東京都庁
↓	(徒歩)	5分	0円
都庁前駅
↓	(電車)	40分	560円
羽田空港第1・ 第2ターミナル (京急)駅
↓	(徒歩)	5分	0円
羽田空港(東京)
↓	(飛行機)	1時間20分	17,000円
広島空港
↓	(徒歩)	5分	0円
広島空港
↓	(連絡バス)	55分	1,370円
広島BC
↓	(徒歩)	5分	0円
広島県庁

  2.3 夜行バス

　夜行バスは、出発時間が21時前で、到着時間が明朝8時前という便を参考にしています。時間帯などによって料金は異なりますが、他の移動手段よりは格安です。移動時間は長いですが、長時間移動を苦にしないならば、早朝に到着するというのはメリットが活きてきます。

アクセス	移動手段	所要時間	費用
東京都庁
↓	(徒歩)	15分	0円
バスタ新宿
↓	(高速バス)	11時間05分	13,250円
広島バス センター
↓	(徒歩)	5分	0円
広島県庁

3. 地図上の位置

　東京都と広島県の位置関係は下図の赤枠で示した通りです。本州の中心から西端に移動することになります。 

4. まとめ

 　時間の使い方や体力によっては夜行バスが安くてお得に思えます。新幹線は接続が良く使い勝手が良いですが、絶対的な価値を提供している訳ではなく、安定感やバランスの良さが秀でていると言えます。飛行機は不便でありながら移動時間にメリットがありますので、飛行機の利用に慣れている人であればメリットがあります。

　所感としては飛行機利用の場合に関して残念に思うことがあります。それは、飛行場の立地条件が悪く、広島空港から広島市街地までに1時間以上要することです。広島市街地は県の西側に位置しますが、広島空港は県の中央に位置するため、鉄道を引いても時間短縮は望めません。もし、空港が広島市街地の近くの海に存在していれば、1時間以上の時間短縮となっていたので、今以上の需要があったはずです。

　逆に、リニア新幹線が開通したと仮定すると、鉄道での移動で約2時間の短縮を期待できるため、飛行機を利用した場合よりも1時間早く到着することになります。そう考えると、リニア新幹線のインパクトは大きいことが分かります。

厳島